財布OEM小ロット生産のポイントと注意点

財布のOEM生産において、財布が完成するまでには、素材費、加工費、輸送費、商品金型代金など様々な初期費用がかかります。また、在庫リスクやテスト販売など、考慮すべきポイントも多岐にわたります。この記事では、財布OEMの小ロット生産に焦点を当て、初期費用を抑えるためのポイントや、注意すべき点について詳しくご紹介します。

 

目次

    • 1. 財布OEMの小ロット発注のメリット

      「少量の革製品を作っても利益が出ないのでは?」と考える方も多いでしょう。しかし、大ロット発注には在庫を抱えるリスクや初期費用が大きく、失敗すると損失が出る可能性が高いです。リスクを最小限に抑えるためにも、初めての革製品ビジネスであれば小ロット発注で始めるのがおすすめです。まずは、小ロット発注における3つのメリットをご紹介します。

      1-1.初期費用が抑えられる

      小ロット発注の最大のメリットは、初期費用を最小限に抑えられる点です。従来の革製品OEMは数百個からの発注が一般的でしたが、ロット数が多いほど最初に払う費用が高く、新規参入が難しいのが現状でした。しかし、国内の工場や海外の一部工場では小ロットの生産を受けられるところも増えてきました。

      1-2.在庫リスクが低減

      革製品ビジネスで赤字になる一番の原因は、「大量の在庫が余ること」です。どれだけ自信のある革製品でも、必ず売れるわけではありません。売り出し方や販路によっては在庫が余る可能性があり、大ロット発注では在庫を大きく抱えるリスクが高まります。

      またトレンドも変わっていくため、在庫は半年〜1年以内には売り切れる数にしましょう。 大量に作ると製造費だけでなく、管理倉庫などの費用も別途必要となります。在庫を抱えている期間はそれらのコストもかかるため、大きな損失となるでしょう。

      しかし、小ロット発注であれば、たとえ在庫を抱えても少量なので会社としての損益が少ないのがメリットです。自社で保管できる量を発注すれば、管理倉庫の費用も必要ありません。

      1-3.テスト販売

      新商品の販売前に、小ロット生産を活用して市場テストを行うことができます。これにより、実際のお客さんの反応を見ながら製品の改良を進めることができ、消費者のニーズに合った製品を効率的に開発することができます。テスト販売を通じて、商品の強みや課題を把握し、より確実な販売計画を立てることが可能になります。

      また、小ロット生産ならばテスト販売までのスピードが速いため、競争の激しい市場でも迅速に対応できるのが魅力です。

      コスト効率と製造数量のバランスを見ながら製造計画を立てられることをおすすめします。 小ロットのは発注については、以下のページでも詳しく紹介しています。

      【革小物OEM】最小ロット50個〜の生産でコストを抑える方法 >>>革製品OEMの詳細はこちら

      2.財布OEM生産のポイント

      2-1.素材の選択肢が多い財布OEM工場

      小ロット発注でもデザイン性のある財布を販売するなら、素材やカラーの選択肢は多ければ多いほど良いでしょう。メーカーによっても資材ロットも関係してくるので、明確に使用したい素材や資材があるのであれば、小ロットでも対応可能か確認すると良いでしょう。

      弊社は財布を小ロット発注でもレザーを豊富にご用意しているため、様々なカラーの中から選択できます。お客様それぞれの希望に合わせて幅広く提案させて頂きます。

      2-2.小ロットで対応可能な素材を選ぶ

      財布の製造において、素材選びはコストに大きな影響を与えます。素材のグレードや、小ロット対応可能な加工方法を選ぶことで、在庫管理の負担を軽減できます。OEM会社に相談し、最適な素材と加工方法を見つけましょう。

      2-3.小ロットが得意な財布OEM会社か

      小ロット生産に特化したOEM会社は、少量からの注文にも対応し、品質を保ちながらもコストを抑える技術とノウハウを持っています。要望に応じたカスタマイズやデザイン変更にも迅速に対応できるため、新商品のテスト販売やオリジナルデザインの製作に最適です。

      3.革財布OEMの注意点

      3.1ロット数の柔軟さ

      【小ロット対応の確認】100〜500個程度の小ロットで依頼したい場合は、最初の問合せの時点で確認しましょう。このときに注意しておかないといけないのは、小ロットで発注したいという要望にどこまで寄り添ってくれるかです。メーカーの公式サイトに「500から製造可能」と記載されていても、実際は対応してくれないメーカーも多く存在しています。

      【コストの影響】 小ロットの場合は、想定していたコストよりも割高になってしまう可能性があります。特に、小ロット対応の工場は、大ロットに比べて単価が高くなることが一般的です。事前にコストの見積もりをしっかりと取り、予算内で収まるか確認することが重要です。

      3.2品質管理の体制

      【品質管理の重要性】どの業界でも同じですが、品質管理体制は非常に重要です。革財布OEM会社によってサポート体制には差があり、LWG認証やその他の品質管理基準の有無を確認することが不可欠です。

      【トラブル時の対応】 不良品の発生やお客様からのクレームが入った場合、自社で対応しきれないケースも考えられます。トラブルがあったときに、革小物OEMメーカーがどこまでサポートしてくれるかも重視しておくべきです。

      3.3コミュニケーションと対応力

      【柔軟な対応力】

      突発的な注文変更や追加発注に対して、どれだけ柔軟に対応できるかも重要なポイントです。特に新商品のテスト販売や市場の反応に応じた変更が必要な場合、柔軟な対応力を持つOEM会社か確認しましょう。

      4.まとめ

      財布OEMの小ロット生産には多くのメリットがありますが、それには注意すべきポイントも存在します。この記事では、小ロット発注のメリットと生産時の注意点を詳しく解説しました。

      革小物OEMのエシカルファクトリーはバングラデシュに自社工場を構え、最小ロット50個からの柔軟な生産に対応しています。関税の免除や日本語対応のサポートなど革製品OEMで必要なサービスを整えています。

      >>>革製品OEMの詳細はこちら

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