バングラデシュ工場の始まりについて

こんにちは!エシカルファクトリー革製品OEM担当の鈴木タリタです!

今日は、私たち、バングラデシュ工場が他の工場と何が違うのか、その取り組み についてご紹介します。

私たちの工場について

私たちの工場は10年前に「バングラデシュの貧困をなくす」 ことを目的として設立されました。2013年、最初は首都ダッカのビルの1室から始まりましたが、現在はダッカ郊外のSavarというエリアにあり、革製品の工場だけでなく、靴の工場、アパレル工場、検品会社の4つがあり、全体では700名以上のメンバーが働いています。

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工場の取り組み

さて、私たちの工場の特徴、取り組みについてもう少し詳しくご説明します。

バングラデシュには、日本の4割ほどの、小さな国に人口1億6千万人もの人々が住んでおり、人口密度は世界有数の高さです。そして、誕生してからまだ50年少しと、かなり新しい国で、経済は年々成長してはいるものの、まだまだ貧困から抜け出せない方々がたくさんいらっしゃいます。

学校に通えず文字の読み書きがない方や、障害を持っている方、小さな子供がいるシングルマザーの方々など、より社会的に厳しい状況に置かれている人たちは、未経験という理由で、安定した仕事に就くことが難しい状況があります。そこで、最低賃金を下回る日雇の仕事をするしかないことが多くあり、貧困の連鎖から抜け出せない状態にあります。

私たちの工場では、独自の採用基準 を設けた上で、そのような「より厳しい状況に置かれている方々」を最優先で採用し、ゼロから技術指導をして、自信を持ち、安定した環境で安心して働ける環境を提供しています。

私たちの工場の採用基準についてはまた後日のスタッフブログでご紹介しますね。

さまざまな状況の方たちが働きやすい環境

特に年齢の高い女性の方などは、できる仕事が限られていて仕事を得ることが難しいことが多いのですが、製品のクリーニングや糸切りのパートなど、それぞれの適性にあったお仕事をお願いしています。

また、文字の読み書きのできないメンバーも全体の20%ほどいるのですが、紙のマニュアルを使わず製品を作れるような仕組みを作ったり、チームに一人は文字の読めるメンバーを入れる、大事なことは口頭で必ず確認するなど、文字の読み書きの出来ないメンバーも働ける環境を作っています。

このほかにも、食事の提供や託児所など、メンバーが働きやすい環境を整えています。こちらも今後のスタッフブログでご紹介していきたいと思います。

これからも、より多くの雇用を

現在までに、私たちは、日本の一流革職人の技術指導のもと革職人を育成し、現在では年間小物720万個、バッグ72万個を生産することのできるほどの大規模な工場になりました。

私たちEthical Factory としては、発注する企業様に、このような生産の背景を伝えることで、雇用づくりをして、職人たちの生活を向上させる仲間になってもらいたい、という想いで日々事業を行っています。より多くの企業様から発注をいただき、一人でも多くの仲間たちを増やしていけるよう、頑張っていきます!

革製品oemのEthical Factory   バングラデッシュに自社工場を構えており、 「最小ロット50個〜財布、バッグのOEM製作が可能!」「日本人スタッフが企画〜納品までサポート」が特徴の革製品OEMです。海外工場が不安な方、OEM工場を探している方もお気軽に日本人スタッフに相談できます!  >>>革製品OEMの詳細はこちら

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