こんにちは!EthicalFactory(エシカルファクトリー)の安藤です。
ここ数年、マクアケでの新商品販売やテスト販売は主流になってきており相談をもらうことも多くなってきました。
マクアケ販売は、これまでに見たことがない新しいデザインや素材などが多く、市場を活気付ける存在だと感じています。今回は、マクアケで実際にプロジェクトを実行した例をご紹介できればと思います!
マクアケでのバッグOEM成功事例:職人技と信頼が生んだプロジェクト
2024年6月、バッグOEMの相談を受けたお客様は、元々中国工場で企画を進めていました。しかし、品質や対応の面で課題を感じ、弊社へと問い合わせが寄せられました。
お客様の要望は、ビジネスとプライベートの両方で使えるミニマルなデザインのバックパック。バックパックは革製品OEMの中でも仕様が細かく、形状の美しさや強度を保つことが難しい商材です。
しかし、弊社はこれまで自社の小売ブランドであるビジネスレザーファクトリーのバックパック開発の経験と技術力を活かし、サンプルチームと生産チームが一丸となって開発を進めました。
製作中、バングラディシュ国内情勢が一時的に不安定となり、試作が一時的に遅れる困難もありました。
販売時期を考えると工場を変えることも考えられましたが、職人の丁寧な仕事ぶりに感銘を受けたお客様から「この方々と開発を進めたい」とのお言葉をいただきました。
3回の試作を重ね、マチの幅や角度、ハンドルの浮き具合など細部まで調整。バッグを自立させるための工夫や芯材の使い方など、職人たちの試行錯誤が結実し、最終的に理想的な製品が完成しました。マクアケでのプロジェクトは大成功を収め、お客様にも非常に満足いただけました。
生産が完了するまでの3~6か月間、工場のメンバーが一丸となり商品を丁寧に作り上げています。
私たちは製作に関する経験と知識を持っていますが、開発の過程でお客様と知恵を出し合える機会は貴重です。一緒に考えることで、より良い商品が生まれ、開発期間も大幅に短縮できます。お客様と協力して作り上げるプロセスは、製品の完成度をさらに高める原動力となっています。
お客様から「またお願いしたい」とリピートの声をいただくことは、何よりの励みです。職人の技術力とお客様との信頼が生み出した成果であり、お客様と私たちが一つになり、新たなプロダクトが生まれ、工場にも雇用が創出される。ものづくりを通じた良い連鎖に大きな喜びを感じます。
バッグOEMのEthical Factory 自社ブランドで培った実績から革小物OEMの生産をサポート。 「バッグoemの最小ロット50個〜製作が可能!」「日本人スタッフが企画〜納品までサポート」が特徴のOEMです。 >>> 革製品OEMの詳細はこちら
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