オリジナル財布の製作・販売を考えていて、小ロット〜大ロットまで幅広く発注できる工場を探している、という方は多いのではないでしょうか?
特に、「現在ブランドを立ち上げ中」 「財布をはじめて取り扱う」という方にとっては、
販路が確立されたり、ロイヤルカスタマーが確立できるまでの間は小ロットでテストマーケティングを行い、軌道に乗ってから大ロットで発注するのが戦略的と言えるでしょう。
そこで今回は、財布の発注をお考えの方向けに、リアルな費用感から、財布OEMの流れまで、
革製品OEMのエシカルファクトリーの担当者が、分かりやすくご紹介していきます!
<エシカルファクトリーとは>
「小ロット~大ロットまでの発注可能」が特徴の革製品OEMです。700人以上の職人を擁する自社工場を構えており、お見積りから納品まで自社で一気通貫でご対応します。100社以上の企業様とお取引してきた革製品OEMのプロとして、お客様のものづくりをお手伝いいたします。
>>>Ethical Factoryについて詳しくはこちら
目次
- ▶今は「小ロット生産」の時代。その背景にあるのは?
- ▶小ロット発注のメリット・デメリット
- ▶種類別!財布を小ロット発注した時の費用は?
- ▶財布をOEMで製作する際の流れ
- ▶財布を最小ロット「50個~」作れるOEM
- ▶まとめ
今は小ロット生産の時代。その背景にあるのは?
突然ですが、財布に限らず、現在アパレル業界全体で、小ロット生産のニーズが高まっているのをご存じでしょうか。
その背景には、以下のような時代の動きがあります。
1)大量廃棄への課題視
近年、ファストファッションに代表される大量生産・大量消費のあり方を見直す動きが高まっています。
これまで、「作りすぎ」によって大量のアパレルが焼却され、環境に甚大な悪影響を与えていたのに対し、最近ではアパレル業界でもサステナブル・エシカルな動きが求められるようになりました。
そのコアとなるのが、「必要な分だけ作る」という考え方です。ここから、大量生産ではなく小ロット生産が求められています。
2)消費者のニーズ多様化
ECサイトで簡単に買い物ができるようになったことにより、「自分にあった服や小物が手に入る」時代になりました。
消費者が身に着けるものに「自分らしさ」をに求める傾向が高まったことで、顧客のニーズは多様化。
これにより、同じものを大量に生産するスタイルから、様々なニーズに応えられるよう、多品種少量生産のスタイルへの変更が、小売事業者に求められています。
小ロット発注のメリット・デメリット
では、いよいよ本題です。小ロット生産は、小売事業者にとって実際にどのようなメリットがあるのでしょうか。
メリット①在庫リスクを回避できる
「たくさん作ったけど、売れない…」という在庫リスクは、物販のビジネスにはつきものです。
売れない在庫を大量に製造してしまった場合、発注費用分が赤字になるだけでなく、在庫を保管する倉庫代が固定費として発生してしまいます。
小ロットでの発注なら、こうした過剰在庫リスクを回避することが出来ます。
メリット②生産費用の総額を抑えられる
売れ筋の読めない新商品に、はじめから多額の生産費用を投資するのはリスクが大きいと言えます。
小ロット発注なら、生産費用をトータル十万円以下に抑えることが出来る場合もあります。
メリット③テストマーケティングができる
新商品を販売する際に、最低限の量を生産して想定する顧客に試験的に販売し、得られたフィードバックをもとにデザインの改良を行うことをテストマーケティングと言います。
このプロセスを経てから本格生産・販売を行うことで、売れない商品を大量に生産してしまうリスクを回避できます。
デメリット:生産単価が割高になる
たくさんのメリットがある一方で、小ロット発注の場合、1個あたりの生産単価が割高になるというデメリットがあります。
生産単価には工場の運営や営業といった固定費を、ロットで割った数字が含まれています。ロットが少ないということは、固定費を割る分母が小さく、商品一つにかかる固定費が大きくなるためです。
一方で、上記で解説したように発注費用の総額は安くなるため、利益率とトータルの発注費用のバランスを考えて、ロットを決める必要があります。
種類別!財布を小ロットで発注した時の費用感は?
では、実際に小ロット発注した際の単価はどれくらいになるのでしょうか。
エシカルファクトリーでは、定番の財布のベースデザインを取り揃えており、お客様に革色やパーツを自由にお選び頂けるセミオーダー式のOEMがございます。
ここでは、それらの財布を例に、 小ロット発注した際の生産単価(目安)を見ていきましょう。
②ラウンドファスナー長財布OEM
ロット | 商品単価(税抜) |
100個~ | 4,100円~ |
500個~ | 3,600円~ |
>>>長財布OEMについて詳しくはこちら
②長財布OEM
ロット | 商品単価(税抜) |
100個~ | 2,800円~ |
500個~ | 2,480円~ |
>>>長財布OEMについて詳しくはこちら
③二つ折り財布OEM
ロット | 商品単価(税抜) |
100個~ | 3,899円 |
500個~ | 2,899円 |
>>>長財布OEMについて詳しくはこちら
④三つ折り・ミニ財布OEM
ロット | 商品単価(税抜) |
100個~ | 2,300円~ |
500個~ | 2,000円~ |
>>>ミニ財布OEMについて詳しくはこちら
⑤ラウンドファスナーコインケース
ロット | 商品単価(税抜) |
100個~ | 1,700円~ |
500個~ | 1,500円~ |
※全商品50個~ご発注可能です。価格は別途お問合せください。
※全てプレミアム牛本革を使用しています。
※価格は全て税抜きです。
※2023年6月時点の目安価格となります。変更になる場合がありますのでご了承ください。
Ethical Factoryでは、個別のお見積りを出させて頂いております。是非一度お問合せください。
財布をOEMで製作する際の流れ
Ethical Factoryでは、お客様ごとに専任担当がついてオリジナル財布の製作をお手伝いいたします。
①お問合せ
まずはお電話・フォームにてお気軽にお問合せください。
作りたい財布のイメージ、予算、納期のご希望などをヒアリングさせていただきます。
②仕様・デザインの決定
具体的な仕様や、使用する革・金具を決定していきます。
③サンプル製作
本生産に入る前に、一度サンプルを製作いただけます。納得いくまでデザインを修正して頂いてから、本生産に入ります。
④生産・検品
Ethical Factoryでは日本の老舗メーカーの技術を引き継いだバングラデシュ自社工場にて、1つ1つ丁寧にお作りします。
生産後は第三者機関による全量検品、そして日本到着後に二次検品を行うことで、徹底した品質管理を行っています。
⑤納品
ご希望頂いた納期までにお届けいたします。
財布を最小ロット「50個~」作れるOEM
EthicalFactory は、「小ロット~大ロットまで」幅広く注文できることを強みとした革製品OEMサービスです。
創業から10年間、個人事業からグローバルメーカーまで100社以上のお客様のものづくりをお手伝いさせて頂いてきました。
特にはじめて革製品をつくりたい個人事業主・中小企業のお客様にもご活用いただけるよう、小ロットでも適正価格で生産できる体制を整えています。
Ethical Factoryの4つの特徴
✓「小ロット〜大ロット」まで幅広く注文可能
✓革色やパーツを選ぶセミオーダーで、最短でオリジナル商品開発
✓商品型をゼロから開発する必要がないため、通常数十万円かかる初期費用が0円に
✓海外の自社工場にて生産するため、商品単価もリーズナブル
まとめ
今回は、財布OEMの発注について、詳しく見てきました。
特にはじめて財布を製作・販売される方は、テストマーケティングとして小ロット発注をしてから、大ロット発注することでリスクを抑えていきたいですね。
✓初期費用0円でオリジナル財布を作りたい
✓商品デザインの経験がなく、売れる商品が出来るか不安
✓小ロット〜大ロットまで幅広く財布を発注したい
という方は、ぜひ一度Ethical factoryにご相談ください。